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百万打!
ifCP11〜23

11、津久見×志麻
If志麻が入れ替わってなくて以下略
「センセー」
「ん?津久見、どうかし、っぐ」
「お菓子あげる!」
「ん、くみ…危ないからポッキー人の口に突っ込むのやめなさい…」
「えー?じゃあ、ハイ」
「…なんのつもりだ津久見くん?」
「ポッキーゲームー。センセーそっち側からね」
「やらねーよ!なんなんだお前は。先生で遊んじゃいけません」
「ええー。じゃあセンセーとあそぼっかなー」
「いや遊ばないから。もう授業始まるぞ」
「それは困るなー。じゃあ夜、遊ぼ?」
「…残念だけど津久見、お前は俺より小さいわけだしさ、そういうこと言って上目遣いされてもネコにしか見えないぞ?」
「俺はセンセーならネコでもいいよ?」
「丁重にお断りします」
「どっちにしても途中で攻守交代させてもらうけどねー」
「結構です!」
「えー」
「つか、なんでお前らはみんな基本俺が下で話しかけてくるんだよ…。どう考えてもお前の方が可愛げだろ」
「え?何言ってんのセンセー。みんなセンセーはドネコだって言ってるよ?」
「おいみんなって誰だ。連れて来い全員殴るから」
「いやー。センセーには無理だと思うよー。性格的に」
「……確かに」









12、朧→志麻←凌
入れ替わり中。
「しーまっ!」
「凌!?」
「………」
「来ちゃった」
「いや、来ちゃったじゃねぇよ…。どうやって入ったのお前」
「守衛さんに言ったら入れてくれたよ?」
「充明さん…」
「…部外者は普通、入れないはず、なんですけど」
「許可されたしいいんじゃないの?碓氷くん」
「…………」
「つーか凌、仕事は?てか何しに来たんだよ?」
「仕事は今日は休み。何しにってのは…察してほしいなぁ」
「…あー、うん。(萌えか…)」
「ね、碓氷くん」
「え、なんで碓氷に振るんだよ」
「…はい(宣戦布告か…)」
「いやなんで碓氷が同意するんだよ」
「……………」
「あははー(嫉妬萌え!)」









13、真雪×晴生
If真雪が男だったら…。
「雪ちゃーん!時雨さんがいじめるーっ!」
「いじめてねぇよ。いちいち凍坂にチクんな」
「時雨さん、いくら晴生くんが好きだからってあんまりいじわるしないであげてください」
「いや好きじゃねぇよ」
「僕としては時雨さん×晴生くんも全然おいしいとおもいますけども」
「…いつも思うけど、そんな抱き合った体勢で言われても全然そうは思えねーから」
「そうですか?別に他意はないですよ。ね、晴生くん」
「そうだねー。雪ちゃんに抱き着くのは普通の事だし」
「晴生くんは僕が受け止めてやんよー」
「わーい雪ちゃん男前!」
「…お前は秋嵐と違って嫌がらねーからなぁ」
「雪ちゃん大好きです」
「僕も晴生くん大好きです」
「…………」
「あ、会長」
「…なんでお前らは抱き合って告白しあってんだ」
「晴生くんと僕がラブラブだからですよ会長。晴生くん、僕は晴生くんが会長を嫌になったらいつでも受け入れ態勢は整ってるからね」
「あ、うん。ありがとー」
「………………」
「おーいお前らそろそろ勘弁してやれ。さすがに一条が可哀想だから」


常に抱き着いてる。あとはだいたい一緒。









14、山井×志麻
「かーっぶらぎッ!」
「うお!?てめ山井、飛びついてくんな!お前はすずなみたいなサイズじゃねーんだから!」
「鏑木ー。かぶらぎー。俺彼女に振られて寂しいんだよー。人肌恋しいのー」
「知らねーよ犬でも飼えば」
「人っつったよね!?酷い鏑木!」
「キモいから顔寄せんな」
「キモいって傷つく!鏑木なんかこうしてやるっ」
「あ?ふぎゃっ!?」
「…………」
「…………」
「…鏑木、そんな脇腹弱いの?猫みたいな声出えええっ!?」
「うるせぇ、てめぇはもう喋るな」
「かぶ、ちょ、今本気で殴ろうとしたよね!?元空手部主将!全国大会!」
「ああ?誰が悪いんだ、え?」
「いやいやいや、そんな、あの、恥ずかしがらなくても!可愛かったしなんか!いっそ俺ムラッとしたし!」
「……もう二度とノート貸さねぇから」
「いやあああっ!ごめんなさいごめんなさい!!」
「近寄らないでくれるか?気分悪いから」
「ごめんってばああああっ!!」









15、ゆきじ→志麻←雅
「またここに居たの、志麻」
「ゆきじ?」
「あ?蓋見?」
「こんにちは碓氷先生。また志麻に片付けさせてたんですか」
「人聞き悪ぃな。今回はただ茶に誘っただけだっつーの」
「俺が淹れるんだけどな。ゆきじもいる?」
「いる。あまり志麻のこと独占してると、周りから怒られますよ」
「わりとみんな黙認してるぞ?」
「俺が怒ります」
「お前かよ…」
「志麻が行方くらましてると、いろんなとこから声がかかって鬱陶しいんですよ。俺、あまり人と話すの好きじゃないんです」
「鏑木とはあんなに喋ってんじゃねーか」
「志麻は別ですよ」
「あっそ」
「ですから、志麻が居ないときは俺ではなく先生に訊くように言っておきましたから。覚悟しといてくださいね」
「覚悟って…」
「ゆきじ、淹れたぞー。砂糖要らなかったんだよな?」
「うん。ありがと」
「…珍しいな、お前がこの程度で礼言うの」
「まあね。たまには甘やかしてやらないと、ひねくれられたら困るから」
「俺はペットか。つかお前のこういうとこはわかってるからひねくれねーよ」
「お前らイチャついてんなよー」


敵意アリのゆきじと余裕の先生。
に見えて、日常です。









16、曜×廉
「なあ曜」
「なんだ廉?」
「俺、食堂で曜と飯食うの、ちょっと嫌なんだけど」
「なッ…!?お、俺の事嫌いなのか…?」
「いや、目立つじゃん。曜、生徒会役員だし」
「…まあ、そうだけど」
「つか俺、食堂自体あんま好きじゃねーし」
「…そうか」
「……だからさ、曜も、化学準備室で、食えば?」
「は?」
「あの人も呼んだらいいって言ってたし…真雪さんあたりは喜びそうだし…だから、一緒に化学準備室で、食えたら、いいかと…」
「…廉」
「あ、いや、曜が嫌ならいいんだけどな?」
「行く!いい、行く。俺はいつでも大丈夫だからな」
「なら。…あ、でももし曜が食堂で食いたくなったら、言ってくれれば来るから。あのバカップル連れて来れば注目も逸れるだろうし」
「……ありがとな」
「別に…礼言われることじゃねーよ。兄弟なんだし…」


きっとどこかで先輩たちが覗いてるはず。









17、晴生×真雪
If二人が普通高校に、普通に上がっていたら。
「雪ちゃん弁当食べよー」
「うん、晴生くん」
「って、何その菓子パンの山」
「何って、もちろんお昼御飯だよ」
「なんで胸を張ってもちろんって言えるのかわからないけど、…お母さん弁当作ってくれなかったの、今日?」
「朝起きて『ごめんね真雪ちゃん、寝坊しちゃった』って言われたの。お母さん可愛かった」
「最後のは言う必要があったのか微妙だけど…。でも、おにぎりとかお弁当とか、そういうの買えばよかったんじゃない?燃費悪いんだし」
「お米噛むのが面倒で…」
「雪ちゃんそれ、人類の台詞じゃない」
「いえいえ逆に人類じゃないと言わないですよ」
「そうだけども…。…ハイ。コレくらい食べて」
「うーん…ありがと。あ」
「ハイあーん」
「おいしいね」
「ありがと」
「?晴生くんが作ったの、これ?」
「母親が旅行中だから」
「そうなんだ。いいお嫁さんになれるね晴生くんは」
「なんで俺がお嫁さんにならないといけないのか甚だ疑問なんだけど」
「え?なんで?」
「なんで雪ちゃんの方が不思議そうな顔をしてるのかも疑問なんだけど!」


ただのラブラブカップル。
※付き合ってる設定でない。









18、志麻×朧
If志麻が入れ替わ(ry
「ん、碓氷?」
「あ?…鏑木」
「何その大荷物」
「あー、生徒会室がいっぱいになってな。資料を資料室に移動させてんだよ」
「へー、大変だな。手伝おうか?」
「ダンボールひと箱をどうやって手伝うんだよ」
「だよな」
「それに、手伝ってもらうほどじゃない」
「ったく。お前はホント真面目だよな。勉強もできるし気遣いもできるし、真面目に頑張るし。お前の先生は…まー心配も大きいだろうけど、幸せだろうな」
「…バカみてーに褒めてんじゃねーよ」
「半分は諌めてんの。…でも、褒められて照れるとか、可愛いとこあんじゃねーの」
「誰が可愛いだ。つか、なんでいつまでもついて来てんだよ」
「なんでって、それじゃドア開けられないだろ?あ、ここだよな」
「……」
「鍵借りるぜ。…よし、開いた」
「……さんきゅ」
「…。あー。…どういたしまして」
「てめぇも照れてんじゃねぇか」
「るせ。じゃあご苦労さま」
「っ…」
「じゃなー」
「…俺より小さい癖に、頭とか撫でてんじゃ、ねーよ………」


志朧…?









19、晴生(副)×雷士
「会長……」
「は、晴生?なんでお前、俺、お前に押し倒されて…」
「会長、俺だって男なんです…。会長のこと…好き、ですから…俺も、たまには会長、を、キモチ良くして、差し上げたいです…」
「っは!?」
「や、りかた、とかは、会長の、見て、知ってます…から」
「っちょ、ま、なんで脱がしにかかる!?晴生!?」
「ですから会長…今日は、俺が、シて、あげますから…ね?」
「ちや、待て晴生!俺はそっち側がいいのであって…つか、なんで副会長モード…」
「会長……」
「っま…!」


「っ!!……………なんつー夢見てんだ、俺は……」


夢オチです。









20、雅×志麻
「先生ー。提出物持ってきたんだけど」
「あ?あー、置いといてくれ」
「ヤだよ。あんた失くすもん。これ、こっちに挟んどくからな。絶対見ろよ」
「お前は俺のなんなんだ…」
「可愛い生徒だろうが」
「もうさー、お前本当に嫁に来ねぇ?」
「嫌だっつってんだろ。妻っつーか家事手伝いじゃねーか。金取るぞ」
「いやいや俺優しくするよ?」
「奥さんにはソッコー逃げられたくせにか?」
「お前とあいつとでは違うっつー、の」
「わっ!?」
「ホラ、可愛い可愛い」
「抱き寄せんな!顔撫でんなキモい!セクハラ!」
「セクハラて、だから俺お前の先生よ志麻くん?」
「うえっ…引っはんあ」
「あっはっは。志麻くん頬ふにっふにのすべっすべだなー。女子に羨ましがられるだろ」
「撫でるなっ!」
「うお…おま、本気で殴ろうとすんなよ」
「本気じゃない」
「褒めただけじゃねーか」
「褒めてねーよ!…まぁ、あんたとは倍近く違うんだから?肌が変わってくんのは普通だと思うけど?」
「的確に傷つくとこ突いて来たな、今」
「事実だろ」









21、霧緒×時雨
高校時代。
「………」
「よう、時雨」
「名前で呼ぶな。話しかけんな。消えろ」
「開口一番かよ。何見てんだ?…ああ、テストの結果」
「僕の半径三メートル以内に入んな」
「また二番だったな」
「死ね」
「やっぱ俺には敵わないんだよ、お前」
「死ね」
「認めりゃいいのに。俺の事意識してる時点でお前の負けなんだよ。素直になりゃ…」
「死ねっつってんだろ!!」
「っ、と」
「僕に近付くな話しかけんな!てめぇなんか生涯大ッ嫌いだ死ね!」
「………」
「行っちゃいましたねー。会長がいじめるから。なんなんすか、会長、芦屋委員長の事好きなんすか?」
「あ?いや別に。からかうと面白いから」
「その面白いで風紀委員全体が被害を被っていることをお忘れなきよう」
「おおっ!?」
「あ?」
「いい加減うちの委員長によくわからないちょっかいを掛けていると…ぶっ潰しますよ?」
「……」
「夜道にはお気を付けください、峰藤会長?」



やっぱり×になりませんでした…。
出て来たのは会計と風紀副委員長です。









22、凌×志麻
志麻=本体
「志麻ってホント、髪綺麗だよね」
「あ?何いきなり」
「いやー、こうして見てると羨ましいなーと思って。なんで染めてんのにそんなさらっさらなの?」
「知らねーよ。遺伝?クソ親父が結構な弄り方してんのにあんま痛んでねぇし」
「何その夢のような髪質。へー…触っていい?」
「え、いいけど」
「じゃあちょっと志麻、あっち向いて」
「は?」
「で、俺を背もたれにして」
「えっと、こう?」
「うん。あ、でも志麻背高い。もうちょい縮んで」
「無茶言うな!?」
「じゃあちょっと下がってー」
「はぁ…」
「うん、いいかんじ。よし、これで撫でたい放題!」
「…なんかこの体勢、恋人みたいで嫌なんだけど」
「誰も見てないし、いいんじゃないの?」
「いやまぁ、そうなんだけど」
「ていうか意識してる方がソレっぽいし。俺はただの背もたれだよ」
「それもどうかと思う…。てか…髪とか梳かれてると…眠たくなる…」
「寝てもいいよ?」
「んー…」


(この状態、写メって碓氷くんあたりに送りつけたい…)


あくまで腐男子。









23、朧→志麻←雅
If志麻が(ry
「おい、鏑木は」
「か、会長さまっ!鏑木先生なら、教育実習室に行かれましたけど…」
「そうか。ありがとな」
「はいッ」
(ったく、なんで俺がわざわざ呼びに行かねーといけないんだ。……ケー番、聞くか)
「鏑木――」
「あれ、朧?」
「ッ親父!?」
「あー、静かにしろ。鏑木起きるから」
「っ…寝てんのか」
「さすがに疲れてるんだろうな。普段強がってばっかいるけど、寝てりゃ可愛いもんだぜ」
「…撫でてんじゃ、ねぇよ」
「何お前、志麻くんのこと好きなの」
「…つーかなんであんたがここに居るんだよ」
「先生だからな。様子見に」
「…そうかよ」
「そうだよ。…て、お前何してんの?」
「俺は生徒だからな。こいつが疲れてると迷惑だ。こんなとこで寝てても疲れなんてとれねーだろうし、生徒会室の仮眠室で寝かせる」
「おー、軽々持ち上げるなぁ」
「…………」
「授業には起こしてやれよ。教育実習中にサボることになったら本気で落ち込むから、そいつ」
(……知ってるアピールしてんじゃねぇよ)



余裕な父と余裕ない息子。


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