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少年陰陽師 短編
昌浩 女体化 平安編
昌浩は皆に女だと言うことを隠しています。知ってるのは、家族と彰子と比古です。

朝、何時もの様に物の怪のもっくんが起こしに来た

「昌浩〜もう陰陽寮に行く時間だぞ!」

「…う〜…スー…」
だが昌浩は、まだ眠り続けている

「…おーきーろ!晴明の孫!!」

「孫言うな!!物の怪のもっくん!!」

毎朝こんなやり取りをして昌浩は、陰陽寮に行く準備をする

「あ、おはようもっくん俺準備するから先に行ってて」
そう言いもっくんを追い出した

昌浩は、準備が終わり彰子達が居るだろう朝餉に向かった


「おはよう彰子」

「おはよう昌浩今朝餉の準備するわね」
そう言い彰子は、昌浩の朝餉を取りに行った

朝餉が終わり昌浩は、もっくんが居ないことに気が付いた

「あれ?もっくんは何処行ったんだろう彰子知らない?」

「さっき勾陳と一緒に居るとこを外で見たわ」

「ありがとう彰子じゃあそろそろ行って来るよ」

「行ってらっしゃい昌浩気を付けてね」

「うん!」

何時ものやり取りをし、昌浩は陰陽寮に向かった

陰陽寮

敏次は、今悩んでいた…

「どうもこの頃昌浩殿が気になる何故だ…」

考えている時にその本人が来た

「あ、敏次殿おはようございます」
笑顔で言った

「あぁおはよう昌浩殿…」
敏次は、さっき独り言を聞かれていないかとか考えていた

「では、私は仕事に参ります」
そう言って昌浩は、お辞儀をしその場を去った


書庫

「…届かないなどうしよう」
昌浩は、読みたい書物を取れなくてどうしようかと
思っていた

その時…
「どうしたのかね昌浩殿?」

「えっとあそこの書物が取れなくて」

「これかね?」
そう言うと敏次殿が取ってくれた

「ありがとうございます敏次殿!」
昌浩は、とてもいい笑顔で敏次にお礼を言った

敏「ッ…まぁ何時でもいいたまえ」
何故か頬を赤らめながらいいその場を去った


陰陽寮での仕事が終わる時間が来た


昌浩は、結局来なかったなぁ〜もっくんと思いながら
帰っていた

その時

「昌浩〜!」

「アレ?この声何処かで…」
何処かで自分の名前が呼ばれて立ち止まった

「久しぶりだな昌浩」
その相手は、後ろを振り向いた瞬間居た

「比古!何時こっちに来たの?」

「今ついたばかりなんだ…」

「何しに来たの比古?」
疑問に思い尋ねた

「いや別に対した用じゃあ無いんだ…これを」
比古が持っているのは、着物だった

「これを俺に…?」

「あぁ気に入るかわ分からないけどな」

「ううん比古がくれた物だったら何でも嬉しいよ
ありがとう!!」


あばら家

昌浩は、比古がくれた服を着てみていた…少し恥ずかしそうに…

「どう?比古似合う?」
そう恥ずかしそうに此方を向いた

「似合うよ昌浩可愛い」

「///」
昌浩は頬を赤らめた

「///」
比古は、自分が言った事に恥ずかしくなった

「あ、そろそろ帰らないと心配するどうしよう…でも…」

「なぁ昌浩少し歩こうか?」

昌浩は、急な比古の提案に驚いたものの頷いた


戻り橋

「比古?」

「昌浩…俺昌浩の事が好きだ!」

「ッ///お、私も比古が好き!!」

昌浩は抱きついた


そして二人は、お互いを見合った後…月の光に照らされながら…おたがいの愛を確かめるように長いキを……
…した。



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あきゅろす。
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