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少年陰陽師 短編
昌浩が家出します 現代 
昌浩達…



比「そんなことがあったのか…だからこんな時間に…」

昌「うん…」

比「昌浩じゃあ今日うちに泊まりに来るか?」

昌「えっいいの」

比「家には、もうら、たゆらしかいないし…」

昌「ありがとう比古」


比古の家

昌「比古ほんとにありがとう」

比「いいって人数が多い方が楽しいし…」

昌「もっくん達心配してるかな〜」

比「今頃探してるんじゃない」

昌「だよね〜それに気配消してたし…」

比(それは、見つからない…)

比「でも、何で気配消してたんだ?」

昌「それは…見つけられたら連れ戻されるから」
昌浩は、笑顔で言った

比(神将もかわいそうに…)

昌「比古どうしたの?」

比「何でもない…それとこれ」
そう言うと昌浩に服を投げた

昌「何?」

比「風呂はいってないんだろ」

昌「うん」

比「風呂はいってこいよその服まだ一度も着てないから昌浩にやるよ」

昌「えっいいの」

比「あぁ」

昌浩は、「ありがとう」と言って風呂場にいった

比「神将たちも大変だね」
外を見ながら言った


比古からは、見えないぐらい遠い所で見ていた

勾「清明に知らせてくる」

紅「あぁ頼む」

青「で、どうするんだ」

朱「迎えに行くか?」

勾「素直に帰るとも思えないがな…」

紅「勾早いな!」

天「清明様は、どうでしたか?」

勾「まだ、立ち直ってなかった」


神将「………」

勾「で、昌浩を迎えに行くのか?」

紅「あいつの家なら大丈夫じゃあないか」

勾「そうだな」

昌浩達…
昌「比古ありがと〜」

比「それより昌浩あれ」
比古は、外を指差していった

昌「うん?何比古」
外を見てみると神将達が遠くの方で見えた


比「あれどうするんだ」

昌「う〜んもう見つかってると思うけど来ないし大丈夫かな」
笑顔で言った

比「昌浩がそう言うなら…」
比古は、心の中で神将達をかわいそうだと思った

比「そろそろ寝るか?」

昌「そうだね比古」

そうして二人は眠った


そして朝

昌「う〜ん比古おはよ」

比「おはよう昌浩」

昌「俺そろそろ帰るよ…」

比「あぁまたこいよ」

昌「うんありがとう比古じゃね〜」

そう言って昌浩は、帰っていった


昌「うわ〜家帰りたくないな…」

勾「どうしたんだそんなに溜息をついて」

昌「うわ、どうしたの!勾陳……」
昌浩の顔は真っ青だった

朱「どうしたんだ昌浩」

昌「朱雀…」
周りを見てみると神将達がたくさんいた


昌「みんなどうしてここに…」

勾「おまえを迎えに来たに決まっているだろ」

昌「ごめん…心配かけて」

勾「ま、無事だったんならいい」

朱「帰るぞ…」

昌「はい…」
そう言って昌浩は、帰っていった


安倍の邸

昌「ただいま帰りました」

露「お帰り昌浩、比古君のうちは楽しかった」

昌「なんで…知ってるの?」

露「比古君の家から電話があったのよ」

昌「そうだったんだ」

も「昌浩先に清明に挨拶して来い」

昌「あ、そうだった忘れてた」

清明の部屋
昌「じい様ただいま帰りました」
笑顔で言った

じ「遅かったな昌浩や」

昌「すいませんじい様」

じ「どうしたんじゃ昌浩や」

昌「何でもないですよ」

じ「すまなかった昌浩」

昌「今度から思いつきで言わないでくださいねでは、失礼します」

そう言って部屋を出て行った

じ「なぁ〜お前達昌浩は、まだ怒っているのかの〜」

神将「だろうな」





その後清明は、部屋で泣いていた















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あきゅろす。
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