ミリバ 短編集
追憶
「おい、ジュラ!何ボケっとしてるんだよ!!」
「!?」
バッと顔を上げれば、怒った顔をした12小隊10位のペリドットが此方を睨んでいた。
続いて周りからの視線
「す、すみません」
慌てて謝れば、周りはそろそろと視線をタイガーへ向き直した。
ジュラはタイガーからの視線は気付かずに…
痛い…
痛い、痛い…
体が…痛い…
私は、どうなった…?
重たい瞼を開ければ、見慣れぬ天井
そして部屋。
私は、崖から落ちたんじゃ…
でも、助かった。
「……………レイ、シ」
とごにいるの?
助かったのは私、だけなの?
レイシ
レイシ…
再び、
プツリと意識が途切れた。
。
[*前へ]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!