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ミリバ 短編集
E



10月上旬



夏の暑さが引き、秋の日差しが気持ち良かった日の夜。


私は一人、右公園で

とある人物と待ち合わせをしていた。




「(緊張するなぁ…ι)」




一刻一刻と時間は過ぎ行く。

涼しい風が頬を掠めた、時



何かの気配を背後に感じその場から飛び退けば、


イスト人が二人いた。



それぞれ武器を構えており、一人は格闘もう一人は爆弾を持っていた。




今現在の装備を確認してみる。



買ったばかりの軍服ジャケットと軍服ズボン…そしてボロボロの鉄パイプ。



ヤバい


これは逃げなければヤバい!




モタモタしていたら、刀が目の前に振り下ろされた。


後ろに後退するも、刀の先が頬に当たりパックリと切れた傷から血が滴り落ちる。




「…くっ!」




頬を伝う暖かい物に触れれば、べっとりと指に付いた。



―プツンッ




「私の…

私の顔がッ!

毎日、手入れしてたのに!!

許すまじッッ!!!」




その剣幕を見たイスト人は身の危険を感じ逃げようとする。


だが、襟首をマロンに掴まれ




「ひ、ひぃぃッ」


「私を怒らせた罪は重いのよ〜♪」




ガツンッッ!!!




「ぐあッ!……」




強力なヘッドストライティングな頭突きを受けたイストは気絶しその場に倒れた。



もう一人の逃げた奴を置い東へ進めば、既に事切れただろう先程のイスト人が地面に倒れていた。




その傍らには、蒼髪の男

その瞳は、冷たく

屍と化した人間を見下していた…







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あきゅろす。
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