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ミリバ 短編集
B





地面まで後数センチ…


激突を覚悟して目を瞑る…が


―ふわり・・ ・



体が浮く


腹部にある圧力が、抱きかかえられていると悟る。




「あ…れ………?」




くるべき衝撃は来ず、ゆっくりと瞼を開けば視界に見慣れぬ軍服が目に映る。




「大丈夫か?」




上から振る低いバリトン声へ顔を向ければ


青年と呼ぶには幾分歳を召した男が一人…



ダ、ダンディ!!!




「…どうした?」


「だ、大丈夫デス」






※以下脳内会話

マロン―ふふふ腐…もしかして起っちゃうのか!フラグ起っちゃうのか!?

裏マロン―(ちょっw漢字変換ww)気持ち悪いよ君…

マロン―や〜…だってこんなカッコヨスな人、イストニアには居なかったから驚いただけですぅ〜

裏マロン―…あ、そ

マロン―…何その興味ないような態度、気に入らないわね

裏マロン―とっとと現実に戻れ!





(以上一秒間の出来事)(マテ










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