FF7short
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『な、なんだコレ…』
自室に篭り、着替えてはみたものの…
『予想以上に破廉恥な…』
見た目は普通のメイド服だが、いざ着てみると胸元はかなり開いていてフリフリの黒いスカートは太腿までしかない。
逆に薄い靴下は太腿まであり、ガーターベルトでしっかり繋いである。
「名無子?」
『わあああ!ちょ、クラウド!?』
クラウドは勝手に部屋に入り込み、私を見た瞬間顔を真っ赤にして固まってしまった。
それはお互い様で、名無子も顔を赤くし、動けなくなっていた。
「あ、そうだ」
先に口を開いたのはクラウド。
何かを思い出したような声を出し、取り出したものはさっきの紙。
何が書いてあるのか気になりクラウドの元に寄り、紙を除き見る。
『………な!!!??』
「……床に座らせ、ご主人様と言わせてからそのまま押し倒して
***させて###してもらう。それから***でピーで」
『読み上げるなああぁぁああ!!』
い、いつも恥ずかしがるくせに何?
今普通に読み上げてたよね!?
私は紙を奪い取り、細かくちぎってゴミ箱に封印した。
純粋だったクラウドは一体どこへ…。
「…名無子」
『……何?』
「ひざまくら」
そういってクラウドは私の手を引きソファーに座らせると自分は寝転がり、頭を私の太腿に乗せた。
ふわふわなクラウドの髪の毛が擽ったかったけど心地よくも感じられる。
「…少し、このままで…」
『う、うん……』
何を思ったかは知らないけどこれはこれで私も心地よかった。
けど、今日はクラウドの誕生日。
こんなんでホントによかったのだろうか。
『クラウド…』
「…何?」
『本当に何もいらないの?』
「ああ、今…凄く…気分いいから…」
そこまでいうとクラウドはそのまま眠りに落ちていってしまった。
そんな彼がとても愛おしくて、白くて柔らかいクラウドのほっぺにキスを落とす。
『お誕生日おめでとう…』
心の中で生まれてきてくれてありがとうと添えて、私も夢の中に落ちていった。
End
‐‐‐‐‐‐
ナニコレ。もうよくわかんないや\(^O^)/
ちなみに後日ヒロインちゃんはしっかりザックスをシメました。その後ザックスは一週間くらい布団の中だったとか←え
とにかくごめんねクラウド!
お誕生日おめでとう!!
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