ヒメゴコロ
3
………いやいや、なんてメールを送ったかもわからないのに「どうしよぉ」なんて言われても、うまいアドバイスなんかできませんって。
まぁ大体想像はつくのだが一応聞いてみるか。
ーーーーーーーーーー
From木ノ下蘭
S ub
ーーーーーーーーーー
なんて送ったの?
それわかんなきゃアドバイスできないって
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
From杉本瑠奈
S ub
ーーーーーーーーーー
無理無理!
それは教えらんないって!
でも返信来ないのマジ辛い、どうしよ…
ーーーーーーーーーー
携帯画面を見ながら運ばれてきた抹茶パフェをほおばる。やば、これおいしい…!
ーーーーーーーーーー
From杉本瑠奈
S ub
ーーーーーーーーーー
仕方ないわね、ちょっと春樹君のメアドよこしなさい!
ママが返信しなさいって叱ってくるわ!!
Byママ
ーーーーーーーーーー
抹茶パフェを食し、上がったテンションのままにメールを打ち送信する。
すると食べ終わるころになってようやく返信が来た。
ーーーーーーーーーー
From杉本瑠奈
S ub
ーーーーーーーーーー
わかった、じゃあ送るよ
ーーーーーーーーーー
そこには彼のメールアドレスが添付されている。
ま、マジでかー!!
軽いノリで言ってしまっていただけに、驚きを隠せない。
や、やるしかないのか…
ーーーーーーーーーー
From杉本瑠奈
S ub
ーーーーーーーーーー
じゃあ春樹君にメールしてくる!
返信来たら報告するね(^o^)/
ーーーーーーーーーー
それだけ送信し、私は急いで春樹君にメールを打った。
ーーーーーーーーーー
From木ノ下蘭
S ub木ノ下蘭です
ーーーーーーーーーー
突然ごめんなさい、蘭です
来たメール返すのは当たり前でしょ?
瑠奈、返信来なくて不安がってるから、返信返してあげて!
ーーーーーーーーーー
名前と用件だけのメールを送り携帯を閉じる。
すると
♪~♪~♪
音をたてて鳴る携帯を見て目を丸くする。もしかして返信来た?
[*前へ]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!