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銀魂小説
4
土「まっ、さみしいのも無理ねーか…
お前アイツの事本当の母親の様に慕ってたからなー」

思い出すだけで涙が出てくる。

沖「べ、別にさみしくなんか無いでさァ!!」
土「じゃあ何で泣いてんだよ」
沖「////」

言い返す言葉が見つからない…
ただただ涙だけが流れてくる。
土方さんは何も言わずただ優しく抱きしめてくれた。

土「さみしくなったらいつでも俺のとこに来い!
一人で我慢してると潰れっぞ」

頭をクシャリと撫でると、予備の枕を出してきた。
元々この部屋には布団が1つしかない。
でも何故か枕は2個あった。

沖「用意がいいですねィ」
土「お前が来ると思って山崎に頼んどいた」

俺は遠慮なくそこで寝る事にした。

布団の中は土方さんの体温で温かい。
なんか凄く落ち着く…
俺の冷えきった心が温められていくような感じがした。

最近土方さんは優しい。
いつもの鬼の副長と言われるような姿はなかった。
きっと俺を可哀想に思って気使ってるんだろう…
今はその優しさが嬉しい反面悲しくもあった。
土方さんに気を使わせてるという罪悪感に胸を締め付けられる。

最近土方さんばかり頼ってる気がする。
何故か自分でも分からない。
ただ一緒に居たいという感情が抑えられない。
姉上が死んでさみしいからか、それとも…////
今一瞬血の気が引いたのが分かった。
これって…俺が土方の事を??
…ナイナイ絶対無いっ!!
確かにアイツはかっこいいけど、男なんだし…

沖「…絶対無い」
土「何か言ったか??」
沖「なっ、何でも無いでさァ///」

危ねえ!!
つい口に出しちまった…
この事は絶対土方に気付かれないようにしよう!!


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