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進撃の巨人小説
1


「危ないエレン!!」


それは

突然の事だった

俺は背後からの巨人の攻撃に気づかなかった

兵長は俺をかばって巨人の攻撃を受けて倒れた


「兵長?!?!
俺のせぃで…
うわぁぁぁぁぁーーーーっ!!!」


その後はわけも分からず周りの巨人を殺しまくった

その後の記憶はない

気付いたら自室のベッドで寝ていた



「エレン!!
大丈夫??」

「…ミカサ…
俺…どーなって…」

「…あなたは、多くの巨人と戦った
そして、倒れていた」


騒ぎに気付いたミカサが本部まで連れて帰ってくれたらしい

身体には傷一つ残ってない


「そうだ!
リヴァイ兵長は!?」

「…まだ眠っている…
医療班が介抱しているから安心して」


まだ目が覚めてないのか

俺のせーで…

兵長の所に行かなきゃ!


「エレン!?
まだ動いちゃだめ!」

「兵長に会いに行く
様子を確認するぐらいいいだろ!!」


俺はミカサと一緒に兵長の部屋に行った

数人の医療班がベッドを囲んでいる


「…へ…ちょ…」


傷は少ないようだ

息はしているが目を覚ます様子はない


「あの…ハンジさん…
リヴァイ兵長は…大丈夫なんですか?」

「大丈夫だよ
リヴァイはまだ眠ってるだけ
そのうち目を覚ますだろう
起きたらすぐ呼びに行くから」


今日はそのまま部屋に戻る事にした

何もする気になれない

もしこのまま兵長が目を覚まさなかったら…

もし動けない身体になってたら…

…もし…もし……

涙が止まらない

その日は全く眠れなかった



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あきゅろす。
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