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進撃の巨人小説
5
その日以来、昔の夢を見る事はなくなった


「でも、なんで思い出したんでしょうか?
今までも何回か同じような夢を見てたんですが
見る日もばらばらで…」

「見た日だけに共通する事はないのか?」

「確か…いつも仕事がある日でした!
リヴァイさんに殴られたり、撫でられたりした日です
でもその日によって夢の鮮明度や覚えてる量がばらばらで…
でも今日は凄くはっきりしていました」

「それは俺に触れられた日にその夢を見てるって事だろ
殴った時は一瞬しか触れてないからあまり夢が鮮明じゃねぇが
撫でたりする長い時間だとその分夢の質もいいんだろ」

「じゃぁ今日の夢があんなにはっきりしていたのは
リヴァイさんが俺をここまで運んでくれてたから…ですかねw」

「…あぁ…そーかもな……」


残酷な世界にも救いはある

それは小さな事かもしれないが

その小さな幸せのために

俺達は生きるんだ



---END---





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