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紅葉狩り





「どうした蓮斗?そんな顔して。」


先生がいなくなり、みんな席を立ったりしていた時、司が顔を伺ってきた。



「いや、知らない人となるのかと思いまして。」


顔に出ちゃってるか、と反省し、慌てて表情を戻す。



「あぁ、くじのことか。
そのことなら心配いらんぞ。」


へ?え?


「生徒会と風紀は主催者側だからほぼ決まっている。
ただ、理事長からで生徒会と風紀も仲良くしろと言われたからバラバラになるがな。
ちなみに人数の関係で風紀は幹部だけだ。」

「あ、あははは。そうなんですか。」



司の言葉に蓮斗は苦笑いした。


叔父さんのバカヤローー!!叔父さんのせいでっ、叔父さんのせいで、ややこしいことになっちまったじゃねぇかー!

ちくしょー、後で電話で嫌いだって言ってやろ。



そんなこと、と思うかもしれないが、蓮斗ラブな龍成には充分効果があることだった。


「僕的には司君となりたいです。」

「俺もお前がいいな。
部屋も同じで慣れてるせいか他のやつはちょっとな。」



うわ、嬉しいよ司。
そんなこと言ってくれるなんてっ!

うー、そんな司に嘘ついてるのってなんか嫌だなー。
別に司には隠す必要ない気がするしー。



後で、母さんに聞こ。




 

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あきゅろす。
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