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紅葉狩り




「ただいま戻りました。」

「お、お帰り蓮斗。
そいつは?」

「あぁ、彼は「俺、姫川太陽!よろしくな!なぁなぁ、名前なんて言うんだ?」・・・はぁ。」

「俺は南原拓海だ。で、こっちが須藤大牙。奥にいるのは「あ、太郎だ!」太郎?誰むぐっ。」


俺は急いで先輩の口を塞ぎ、先日のことをこっそり話した。


「なぁなぁ、何話てんだよ!
仲間外れはいけないんだぞ!」


仲間外れ、というかお前入れらんない話なんだけど。
てか、こいつ何で連れてこられたのかわかってねぇな。


「蓮斗、なんで連れてきた。」


司かなり恐いんだけど。


「先ほど彼が親衛隊に殴りかかっていたため連れてきました。ちなみに僕も殴られかけました。」

「ちがうぞ、アイツラが悪いんだ!」

「と、さっきからあんな感じなんです。」

「俺が何とかしとくから見回りよろしく。」

「あ、はい。
太郎君も行きます?」

「いく。」



転校生のことは拓海先輩にまかせて俺は司と再び見回りに行くことになった。




 

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