紅葉狩り * 遼はスタンドにあるマイクを取った。 「起きてッか、てめぇら。」 「「「キャー、壱黒様ぁ! おはようございます!」」」 凄まじい声に、眠かった蓮斗も一気に眠気がふっとんだ。 他のメンバーも同じらしく、うとうとしていた大牙もぱちりと目を覚ましていた。 「今日は、親睦会2日目だ。 やることは、わかってっか?」 「「狩り者競争と、」」 「「スタンプラリーです!」」 「そうだ。 説明を冬夜がこれからする。しっかり聞いてろよ。」 「「「はい、壱黒様!」」」 言い終わると同時に遼は冬夜にマイクを手渡した。 冬夜が出てきたことで、今度は冬夜の親衛隊がいろめきだっていた。 みんな一番近くで冬夜をみたいのか、さっきまでいた遼の親衛隊をかき分けて前に出ていた。 [*前へ][次へ#] [戻る] |