主夫×魔女っ娘(TOX ジュード)
「トリックオアトリート!」
短めのスカートにニーハイを履いて箒を持ち、頭に黒いとんがり帽子を乗せる。
これならジュードも私を見てくれるだろう。
今ジュードは今夜に予定しているハロウィンパーティーのご馳走の準備をしているのだろう。
部屋には姿がなかったから。
調理場のドアを僅かに開け、顔だけをひょっこりと出す。
いた。
手際の良さは主夫のようで、割烹着を着ている姿が容易に想像できてしまう。
ぷっ、と吹き出した音はジュードの耳に届いていたようで視線が鍋からこちらに移る。
「ジュドくん、お菓子くれなきゃ悪戯しちゃうよ?」
それは嫌だなぁ、なんて言った彼はお鍋に視線を戻していて少しむっとした。
「「あのさ」」
ジュードと声が重なった。
暫くの沈黙の後再び声を発したのはジュードだ。
「よく…似合ってると思うよ。」
視線は鍋に向いたままだったけれど、耳が真っ赤になっていたのは私にも分かったよ、ジュドくん。
(お菓子も貰ってないし悪戯もしてないけど、仕方ないなぁって許してしまう。
ずるいよね、ジュドくんは。)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ジュード君好きだけど…
未プレイで書くものじゃないですね。
エクシリア欲しいなぁ…
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