袋法師絵師
ネギ的袋法師笑い解説 第二談

第二段
 第二段に入った途端に、エロ坊主の立場は危うくなります。
エロエロしく遊んだ罰でしょうが。(ちなみに、この場合の罰はバチと読んでいただきたい。)
冒頭じゃかなりコケにされているというか、何というか…という状態です。

しかし彼は口の聞けない人のフリをしていました。それは何故でしょうか? 
ここも笑えるところなんですが、そんなことも無視して法師はズカズカ侵入してまた一人の女性を犯すわけです。
不法侵入プラス、婦女暴行じゃないですか。
ここで口の聞けない人のフリをしていた理由が明らかになります。
声を出さない方が騒がれにくいし、騒がれないと侵入しやすいから…理由は述べられていませんが、そうだと解釈しています。

解釈したところで、なんだというわけでもないのですが。

けれど彼はそれ以来声を出すことはなかったのでしょうか? 
謎です。エッチしてる時に男は声を出さないモンですが、それでも全く声を発さないで長いことずっといられたのでしょうか? 
どうしても納得いきません。
確かに彼の台詞は一段でしか出てきません。
しかもいった言葉らしきものは、「あの娘がいいな」とかそんなことです。
どうしようもない男丸出しです。言うまでもなくロクデナシです。
しかしエロ本の主役としては、最高の出来栄えだといえましょう(ホントかよ笑)

 後半で法師は袋詰めにされてしまいます。
ここで初めて、この物語の題名の由来がハッキリとするわけですね。
言葉どおりに法師が袋に入っている、それだけの題名であるのに、そのタイトルだけを見ると、何故だか不思議なくらいにミステリアスな感じがするのは何故でしょうか。
そう感じてしまう自分が不思議です。みなさんはどう思うのでしょうか?



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あきゅろす。
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