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詩集
無題
手を伸ばせば届きそうで
こんなにも傍にいたのに
広がっていった二人の距離

繰り返す過ちに
過ぎ行く日々は虚ろ
広がる距離に
気付かないフりして
戻れない過去に手を伸ばして
幻惑に浸かっていた

埃まみれの写真なぞれば蘇る
色褪せた思い出達
伝えれなかった想い
今になって気付いた気持ち
どれだけ手を伸ばしても
届くこともなくて
止まったままの時間は
ススマナイ…



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