[携帯モード] [URL送信]

The family who has flown down
会話中、フレンド電話は注意 2
『そっそれでは
 私から聞きたいことがあるんですが、
 皆さんの名前はアレン・ウォーカーさん
 神田ユウさん、リナリー・リーさん
 一応ラビさんでいいですよね?』

「なぁ
 何で俺だけ一応つけるんさ?」

『それはですね
 Jrと言うか迷ったからです
 だってラビは49番目の名前ですからね』

その言葉にラビは驚いた。

「お前、俺たちのこと何処まで知ってんさ?」

『どっ…何処までと言われましても…
 それより皆さんの名前は今言った名前であってるのですね?』

サラリと流す私。

「はい
 その党利です」

『まぁラビさんの質問は一番長くなるので最後にさせてもらいます
 他の方は質問あるますか?』

そう言うとアレンが手を小さく上げる。

「ここはどこですか?」

『日本の私の家です』

「!!日本って僕たちは教団に居たんですからそんなこと!」

『さすがに私も貴方達がここにどうしているのか分かりませんが
 ここは日本の神奈川です
 ですが今の日本には江戸などの場所は有りますが
 その名はもうありません』

神田がピクリと反応した。

「どういうことだ…」

『今は2012年です
 外を見るのが早いと想いますが…』

私は椅子から立ち上がり窓のカーテンを開ける。
皆窓の方に来た。

車や自転車が走り、電柱の下ではおばさま方が話をし、飛行機が空を飛ぶ。

「……ねぇ…日本人って着ものとか着てるんじゃないの?」

「あれ、一体なんなのさ?
 あの空飛んでるもの」

「あっ、僕も思いました
 神田だったら分かりますよね?」



[*前へ]

第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!