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記念小説
桜和様へ†
グリムジョーは最近俺に冷たい
何故…?

俺は何か彼奴の気に触る事をしたか?
いや、記憶にない…
では何故…。


「グリムジョー」
「悪りぃ、ちょっと取り込み中なんだ!」

ほら、
俺が話し掛ければ最近何時もこうだ。

「……グリムジョー」

「っああ!!」

グリムジョーの大声に驚き思わず体が跳ねてしまった
が、グリムジョーはそんな事を気にせずにまたその作業をし始める。

「……何だ、それ」

「あ?あー此れな、現世のゲームだよ」

嗚呼…あのくだらない物か。

「うぉ!!あー!!」

しかし黙ってやろうとはしないのかこの男は…。

「……グリムジョー!!」

流石に俺も我慢出来なくなって其れを奪って壁へ叩き付けた。

「ああぁぁぁ!!!!」

勿論グリムジョーはその場で大声をあげて俺を睨み付けた。

「何て事すんだよ!!」
「だって」

だって、
だってだって!!

「何だよ…」

「っグリムジョーが最近俺を構ってくれないから…」

「………は?」


本心を伝えれば、グリムジョーは呆れた顔をする…。

「お前…そんな理由でこんな事したのかよ…」

「そんな理由だなんて、俺には…」


物凄く重要な事なんだ…。

「…グリムジョーは、もう俺が嫌いになったのか…?」


問えば、グリムジョーはやはり呆れた顔をした。

「んな筈ねぇだろ…?ウルキオラの事はずっと好きだよ」

「じゃあ何故ゲーム何かして俺を構ってくれなかったんだ」

「…そりゃあ……」


困った顔をし始めるグリムジョーはやはりゲームの方が俺よりも大切なんだ…。

「…グリムジョーの…馬鹿…」

「………泣くなよ…」

「!泣いてなんかいない!!」

俺はグリムジョーを睨んだ。

「…泣きそうな顔してよく言うぜ、そんなに俺が好きなの?」

「…………」


グリムジョーの温かい手が頬に触れる
嗚呼…
落ち着く…。

「ウルキオラ」

名前を呼ばれたので顔を上げれば、触れるだけのキスをする。

「…ちゃんとお前を愛してるよ」


優しい笑顔…。

只一言、其れだけで俺は簡単に許してしまう。


「ずっと一緒にいたい…グリムジョー…」

首元にあったグリムジョーの手を握り俺は言った。

「当たり前だろ?ずっと一緒にいるさ」

握った手を引っ張られ抱き寄せられた。

嗚呼
やはり
温かい…。



end
――――――――――――――――――

桜和様へ10000hitリクで書かせて頂きました!
が、何だ此れは!!
遅くなったうえにこんな駄文…!!
申し訳ございません!!!
こんな駄文で良ければ貰ってやって下さいv

苦情は桜和様のみ受け付けます!

返品可ですv




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