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夢小説
名前(学)


「暇…」

教室には、カリカリとシャーペンの音がなっている。
「ねぇ、もう部活行っていい?」
「ダメだ。終わるまでいろ。学級委員だろ?」
「あたしの仕事は終わったもん」
「No、関係ねぇ。なんなら、先生でも呼んでやろうか。部活どころじゃねぇぜ?くどくど説教されるのはあんたもごめんだろ?」
「う!だぁ、もう!半分かせ!」
「Ha!そうこなくちゃねぇ!」
「くそぉ…」

以外にも、シャーペンは詰まることなくスラスラ進んだ。

「あぁ!終わった!有り難く思えよ、眼帯野郎」
「Au?誰が眼帯野郎だ!」
「名前知らないもん、第一どこをどうすれば片目をケガするんだよ!」
「おい!Mannerとエチケットつぅもんをもう一回習ってこい!」
「やなこった!」

ぜぇぜぇ言わせるぐらい言い合って、今度は沈黙が続いた。

「…政宗だ」
「ああ?」
「伊達 政宗だ!」
「…はぁ、それがどうした?」
「いや、俺のフルネーム」「…えぇ!?不登校の奴かと思ってた!」
「俺はそんなに影薄かったんか!」
「よろしく伊達っち」
「ふりぃんだよ!」
「しゃあない、じゃ伊達ちゃんで」
「この野郎!」
「じゃ!部活あるし」
「…じゃあな」
私が出たあと、教室はしんとしていた。



後書き↓




やっば短い

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