夢小説
知(学)
「あのさぁ…、いい加減にしよう?伊達君」
私は疲れきった目で目の前にいる男子、伊達 政宗に言った。
「わりぃな、気付いたらいつもお前の後ろなんだ」
幸せそうな顔しやがって!
「いい加減な嘘言うんじゃないわよ!お母さん、許しませんよ!?」
恥ずかしいが仕方なくお母さん発言をし、向こうが引いてくれるのを待った。
しっかし、期待をこうも簡単に裏切られるとはね…
「じゃあ、俺はお前の息子か?いいぜ、それでも」
「こんな野蛮かつ変態な男の子に育てた覚えはありません。ていうか設定作んな」
「俺はあの歓迎会の時、お前が話をしているところを見て一目惚れした。授業で発表してる姿も眩しかったぜ?」
「人の話を聞いてる?つーかいきなり語るなやい」
「お前のそのツッコミも大好きだ」
笑顔を見せる政宗。
「なんでやねん」
しまった!ついベタなのを!
「ベタでもいい!好きだ!you see?」
「こんのドMがああ!!」廊下は私の声が響いた
「ドMか…。悪くねぇな、紀なら」
「………
帰る!!」
だだ!っと廊下をものすごい勢いで走って逃げた。
本当は死にそうなぐらい嬉しい…
でも、私はまだあんたのことよく知らないから……
「Hey!紀!」
もうちょい待っててね…
後書き↓
短!
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