偽善ぶった少年であれば
身体から流れ出す血は赤すぎて、何だか自分のものじゃないみたいだった。
あーごめん、name。へましちゃったみたい。最後は俺たちの子供を見ながら死にたいと、俺は昔言ったね。
忘れてくれ、俺はどうやら無理そうだから。
死ぬ間際って、もっと悪いものじゃないのか?
どうしてだろ、俺そんなに悪い気がしないんだ。
嗚呼カミサマ、俺はとても清々しい気分で逝けそうです。
でも、君は怒るんだろうね name
そして俺の墓の前でいつまでも涙を流しては神に祈るんだ
「カミサマ、わたしの愛する人を生き返らせて下さい」
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