Sae's Bible
物語内に出てくる魔法の説明
[オリジン魔法]
魔導師の使う魔法。(現段階ではサエやカズヒルムなどが使用している)
オリジンは攻撃魔法が扱い易く回復・治癒魔法や特殊魔法の習得が難しい。
また、オリジン魔法は術師個人が自分で魔法を生み出したり創り出したりできる。
ただし、魔法生成するにはちゃんと魔法基礎や呪文構成をふまえ、自分がいかにその魔法を具体的に想像出来るかが必要になる。
魔法使用時は自身の魔力を杖の魔石に送り、呪文を詠唱する。
強力な魔法ほど詠唱呪文は長くなり魔力は膨大な量を必要とする。
術師の潜在魔力が強い場合、詠唱を短縮したり常に詠唱成立状態ですぐに魔法を放つことが出来たりする。
術師の潜在魔力を上げるにはそれなりの鍛練が必要。


[エルフ魔法]
エルフの使う魔法。(現段階ではジュリーが使用)
自然や大地の力を借りたり、宿したり操る魔法。
エルフにしか使えないので非常に貴重な魔法である。
回復・治癒魔法が極めて強力で瞬時に癒す事ができるが、攻撃魔法は習得が難しい。
魔法使用時、術師は自身の魔力をスタッフに送り祈歌呪文(詩のような呪文でオリジン魔法の呪文などとは少し違うもの)を詠唱する。
しかし攻撃魔法を使う場合のみ自身の血を必要とし、呪文も祈歌呪文ではなく呪歌呪文(祈歌呪文と比べると詩の内容が非常に攻撃的な為、あまり使用してはいけない呪文)を詠唱するので膨大な精神力も必要となる。

また、昔からエルフは風の守護を受けているので敵からの風の攻撃魔法や防御魔法を打ち消す力を持っている。


[東系魔法]
神道術師の使う魔法。(現段階ではナーナリアが使用)
神具や呪詛などに魔法を折り込んだ東系(パニージャ国)に伝わる魔法。
オリジンとは全く違う魔法で、使用呪文や習得が極めて難しい魔法である。
神道術師は自分で鍛えた武器や式符(書いた物を具現化する細長く白い札)、戦闘に使う物は自身の魔力を常に宿しておくのが基本。
武器に宿した魔力は武器本来の力を数倍に底上げする。
術師は戦闘中、ずっと武器に魔力を補充し続けなければならない。
そして術を使用する場合、武器の魔力と自身の魔力を瞬時に融合、術師は武器と一体化すると東系呪文を詠唱する。
式符は<食.飲.虐.殺.生.呪>の六罰(りくばつ)以外の命令を行使する。
六罰とは式符に書いてはいけない物や命令の事。
食―人や動物が食する物
飲―人や動物が飲む物
虐―虐待や服従に関係する物
殺―生命を殺す物
生―生死に関する物
呪―呪いや恨みなどに関する物
六罰を術師が強制命令した場合は、死がもたらされる。

[神術]
神が使える術。
人には決して扱えない神による神だけの術。
神によって様々に術の使用方法が違う。
装備品や武器などの道具を媒介に術を使ったり、手からそのまま術を使ったりする。
基本的に呪文は無く、神が思うがままに術は発動する。
また、神によって神術の魔法系統や魔法使用法、魔法効果が全く違う。



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