page1 「あぁ〜やっぱり君は最高だねぇ〜vV」 綺麗な赤い色と甘い匂いを放ちながら俺を誘惑してきたこの子。 楽屋に帰って来たらスタッフさんからの差し入れでKAT-TUNの楽屋にメンバーの分ずつ分けて置いてあった苺。 もう俺は一目散に走り寄って衣裳のまま(コラ)苺を只今味わい中。 「中丸?」 「ん〜?vV」 「中丸のちょーだい」 「はっ?お前自分のは?」 「亀にあげた」 「えー!いらないんだったら俺にちょーだい‥って、お前言ってること矛盾してるぞ」 「中丸のちょーだい?」 「……(ぅ〜ん;;)」 「中丸のが食べたい」 「ぇ…?」 「…一緒に食べよ?」 この子可愛すぎません? 一緒に食べたかったからって何もそこまでしなくていいのに。 きっとプライドが許さなかったんだろうな…。 可愛いヤツめ。 「じゃぁあ〜んし「馬鹿か」…酷い(泣)」 そんな言い合いをしながら、君はパクッと口に入れた。 すると俺を見るなりニヤッと笑って 「バァーカ(笑)」 と言った。 苺も可愛いけど やっぱり君のが可愛いや。 「上田ぁ?」 「ん?」 「写メ撮っていい?」 「は?なんで?」 「苺食べてる姿が可愛いから」 「!?阿保か!//」 END |