page1 「で…?;結局それ買ったの?;」 「うん、赤西がすげー引いてた(笑)」 そういいながら今目の前にいる田中聖が着ているのは… ○トリ○○ファ○ターの チ○ン○ーのコスプレ衣装 下はスエットはいてるけど 「なぁ、俺似合う?」 上機嫌で中華格闘風ポーズを取りながら俺を見て言う。 「ぁ、あのさぁ‥聖」 「ん?なんだよ」 「俺ヲタクなんだよ?」 「うん、ガン○ムな」 「と○○モ、してたことあるよ?」 「うん、知ってる」 この人分かってない… 「聖」 「だぁからなんなん、だっ!?」 そのままベッドへ… 「スエット‥脱いでよ」 「やだ。だってこれスリットかなり入ってんもん。だってチ○ン○ーだよ!?」 そうやって君はいつも 恥ずかしさを フザケで誤魔化すから 耳だけが赤く染まる 証拠。 「まぁそのうち脱がすからいっか…?」 「黙れ変態ヲタク」 「聖、大好き…」 「うっせバーカ」 そう言った君は 腕をグッと伸ばして 俺の首ごと自分の唇に俺の唇を近付けた。 どちらかともなく 噛み付くような 優しく甘い、キス。 「こーき…」 「ん?」 「そのパジャマ、俺以外に見せないでね…」 そう言えば 『見せれるの逆に田口ぐらいしかいない』 って…。 その言葉が嬉しくて 嬉しくて 君を抱きしめた。 そしてその先は 溺れるほどの愛を…―。 END. |