page1 俺がいつも 証を残す場所… 『お互いが忙しくなる前に』 そう言いだしたのは亀で スタンドライトだけがつくベッドルームで 俺達は何も身に付けてない状態 亀の身体は少し汗ばんでいて、荒い吐息で、堕ちた表情で俺を見つめてくる。 それがすごくいやらしくて、可愛くて… 「お前ヤバイ…、その顔見せんな。」 「っ…え‥‥?何っあ‥、ヤッ……っ‥」 亀の腹の上の飛沫を舐めながらずるずる下におりていって、下腹部までくると顔を上げた。 「四つん這いんなって…」 「ぇ、なんで…」 俺が言えば不安気な顔で亀は見つめてきた。 「‥大丈夫、いいから…」 そういって優しくキスをすれば、起き上がって四つん這いになってくれた。 耳元で“ありがとう”って囁いたら亀の身体が少し震えた。 今度は肩から舌を這わして下にずれていき、お尻まで来たら亀の身体がビクッと動いた。 「ちょっ…、舐めなくて‥いっ、アッ…ば‥‥‥かっ‥ンぅ…」 舌を入れるのに指も少し手伝って、入り口付近を掻き回す感触に亀は枕に顔を埋めて、シーツを握り締める。 「っはぁ‥‥‥仁ッ、……っあ、ぁ‥もっいい…―…からっ‥」 俺はいつもクリーム使うから、あんまりこういうことはしない。 それが余計に感じてしまう原因らしい。 「っ…―ん、ぁ‥はっ……ッ仁‥‥!」 焦るように俺の名前を呼んだから、舌を抜く。すると出ていかないでと言いたげに、少しキュッと締まる感覚。それに構わず俺が舌を抜けば、亀の口から吐息と喘ぎが漏れた。 「…ふっ(笑)亀ってホント俺に似て負けず嫌いだよな。」 「っはぁ……ッ‥何がだょ…ってか仁に合わせた覚えないし…―」 枕に俯せになってしゃべる亀が可愛くて、上にかぶさる。 「っ…重い」 「可愛い…」 「…答えになってねーょ‥―‥‥ねぇ、続き…」 そう亀が言うから体を起こせば、亀がこっちを向いた。 . [次へ#] |