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「これ以上喧嘩すんなら出てって」
「…っわかったよ。」
「和也が言うなら一時休戦だ…」
「…心配だからぴぃ呼ぼうかな…。」
「「それだけは駄目!!」」
「っわ、わかったから…。今からハンバーグ作るから二人で待ってて。」
「「俺手伝う!っ!」」
「テメェ真似すんじゃねぇよ(怒)」
「こっちの台詞ですお義兄さん…(怒)」
「テメェにお義兄さんなんて呼ばれる筋合いなんざねぇ…(怒)」
「アンタが言葉遣い改めろってったんでしょうが…(怒)」
「そんなことよりお前、『お手伝い』と称して卑猥な欲望満たそうとしてたんじゃねぇだろーなぁ…(怒)」
「それ謂うならアンタだってハンバーグ捏ねるとき某映画の六櫓回すシーン再現しようとか目論んでたんじゃねぇだろうなぁ…(怒)」
「テメェやっぱり己の欲望満たそうとしてんじゃねぇか!!!しかも考えてること一緒!」
「お互い様だろがァァァ!!!」
「お前等煩いッ!!!!!」
―ビクゥッ!!!
「もう俺一人でやるからテレビでも見といて!!!」
「「はい……」」
俺の剣幕に恐れ退いた二人は諦めておとなしく個々に寛いでいた。
「はぁ…」
ホント。
ペットのしつけは大変です…;;
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