page4 「ハイカットォ!!じゃあ30分休憩に入りまーす」 順調に進んでる撮影。 NGいっぱい出しそうだなぁ〜なんて考えてたのに、いつもと変わらない自分がいる。 なんだ。 案外平気なんじゃん、自分。 ふと時計を見れば、11時。 あぁ、もう無理だなぁ…。 膝の上にロケ弁のせて、フタを開けた。 「あ…。」 トマト…。 『仁〜。』 『んっ?』 『これ食って。俺トマト嫌いなの』 『ブッ!おまっトマト嫌いって…可愛いなっ(笑)』 『っうるせぇ!黙って食え!//』 『顔トマトみたいだけど(笑)』 『だからうるせぇってかウザ(睨)』 『嘘だよウソ!(本当だけど)じゃあ弁当にトマトが出たときは、これからは俺が食べてやるから安心しなさい♪』 「亀…?」 「っ!?こ‥き…」 俺は焦って涙を拭った。 「なに…泣いてんだろなっ俺。聖、トマトた「亀、行ってこい」」 「…え?」 「ホンットお前世話焼ける(呆)早くしないと赤西行っちゃうよ?お前、それでいいのかよっ?ズット赤西と会ってなかったじゃん…!このまましばらく会えないでいいのかよ!!」 「こーき…」 「俺から皆に言っとくから、早く行け!」 「聖…‥ごめんっありがと!」 「頑張れよ!」 聖、ありがとう。 . [*前へ][次へ#] |