page2 すると亀に頭をはたかれた。 「何言ってんだよ、繋ぎたいから繋ぐんだろ」 そう言って亀の手が差し出された。 その言葉に思わず心臓が飛び出そうなくらいドキッとした。 ファンサービスだって分かってるけど…。 そして俺は、 その差し出された手を そっと包んで ギュッと握った。 亀の手は あの頃の温かさと変わってなくて、 優しい温度だった。 胸の奥が熱くなって 泣きたくなった。 「まぁこれからもKAT-TUNは、こぉやってファンの皆さんとも手ぇ繋いで行きながら突き進んで行きたいと思いますので、応援よろしくおねがいします!!」 千秋楽公演後 「はぁ〜やっと大阪帰れるー!」 そう叫んだのは大倉くん。 「ォカンの飯食いたいー!!」 次はすばる君。 「早く姪に会いたいvV」 やっさんのお姉ちゃんが赤ちゃんを生んだらしくて、公演中ずぅっと写メ見せられてた(笑) ホントにエイトの皆は大阪好きだなぁ〜なんて。 今は打ち上げでケータリングに寿司やらフライドチキンが沢山あって皆で食べてる。 俺はチューハイちまちま飲みながらチキンを食ってる。 「あーかにしぃ♪」 「ぅわ、中村酔い過ぎ!ヅラズレてるし」 「ヅラじゃねぇ!しかも中丸だょ!ほろ酔いほろ酔い!赤西君も飲みましょーよー♪(笑)」 「キモい(笑)デビュー決まった今だからハメはずすのよくねーんだよっ」 「おっ、赤西君にしては珍しい…」 だって… これ以上亀に負担かけたくな[ガシャーン!] 「「!?」」 . [*前へ][次へ#] |