page3 ―ガチャ 家政婦「竜ぼっちゃま、お帰りなさいませ。今日はお早いですね?」 竜「誰か俺訪ねて来てもいないって言っといて下さい。」 家政婦「畏まりました」 自分の部屋に入ると、 我慢してたものが一気に溢れ出した。 竜「っ‥ッ…クッ…馬鹿…ッ‥」 そういって自分で作ったチョコを床に投げつけたら、渡しそびれて溶けてしまったトリュフが白いカーペットを汚した。 隼「ただぁいまぁ〜♪」 ヤ「矢吹!(怒)お前今まで何処」 隼「あれっ?竜は?」 ヤ「人の話は最後まで聞け!!」 武「隼人探してくるって教室でたまま帰ってこないよ?」 日「てっきり俺等二人でチョメチョメしてるのかと…」 土「先帰ったんじゃねぇの?」 武「ん〜竜ちゃんなら有り得る…」 隼「……携帯の電源切ってる。」 日「何かあったんか、な…」 隼「…っ?」 気付けばヤンクミまで話に参加してて、じと〜っとみんなで俺のこと睨んでた。 隼「っなんだよ。」 武「隼人君?君ところでさっきまで何してたのかなぁ??」 土「まさかっ。内緒で女の子からチョコ貰って」 日「喜んでるんじゃないでしょうねぇ〜」 隼「はっ?んなわけねぇだろ!」 ヤ「じゃあ聞くが矢吹。その右手に持ってる箱はなんだ…。」 隼「これはチョコだよ」 武「隼人!!さいってー(怒)」 土「竜可哀相だよ!!」 ヤ「お前が女にそんなダラシナイ奴だとは思わなかったぞ!」 日「竜に謝れ!!」 隼「お前等好き勝手言ってるけどこのメッセージカードをよくみやがれ!!!」 ヤ日土武「『矢吹拓くんへ』…。」 隼「俺の弟に渡してくれって、頼まれたんだよ。」 ヤ「さっさっすが矢吹!いいとこあるじゃねぇか♪(汗)」 武「でもさぁ、竜、隼人探し回ってたからもしその現場見てたら、竜絶対勘違いしてるよ?」 隼「ん〜携帯切ってるってことは‥そうかも(汗)俺、竜の家行ってみるわ!」 土武日「いってらっぱぁい」 . [*前へ][次へ#] |