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―ガチャ



家政婦「竜ぼっちゃま、お帰りなさいませ。今日はお早いですね?」

竜「誰か俺訪ねて来てもいないって言っといて下さい。」

家政婦「畏まりました」



自分の部屋に入ると、
我慢してたものが一気に溢れ出した。



竜「っ‥ッ…クッ…馬鹿…ッ‥」


そういって自分で作ったチョコを床に投げつけたら、渡しそびれて溶けてしまったトリュフが白いカーペットを汚した。

隼「ただぁいまぁ〜♪」

ヤ「矢吹!(怒)お前今まで何処」

隼「あれっ?竜は?」

ヤ「人の話は最後まで聞け!!」

武「隼人探してくるって教室でたまま帰ってこないよ?」

日「てっきり俺等二人でチョメチョメしてるのかと…」

土「先帰ったんじゃねぇの?」

武「ん〜竜ちゃんなら有り得る…」

隼「……携帯の電源切ってる。」

日「何かあったんか、な…」

隼「…っ?」


気付けばヤンクミまで話に参加してて、じと〜っとみんなで俺のこと睨んでた。


隼「っなんだよ。」

武「隼人君?君ところでさっきまで何してたのかなぁ??」

土「まさかっ。内緒で女の子からチョコ貰って」

日「喜んでるんじゃないでしょうねぇ〜」

隼「はっ?んなわけねぇだろ!」

ヤ「じゃあ聞くが矢吹。その右手に持ってる箱はなんだ…。」

隼「これはチョコだよ」

武「隼人!!さいってー(怒)」

土「竜可哀相だよ!!」

ヤ「お前が女にそんなダラシナイ奴だとは思わなかったぞ!」

日「竜に謝れ!!」

隼「お前等好き勝手言ってるけどこのメッセージカードをよくみやがれ!!!」

ヤ日土武「『矢吹拓くんへ』…。」

隼「俺の弟に渡してくれって、頼まれたんだよ。」

ヤ「さっさっすが矢吹!いいとこあるじゃねぇか♪(汗)」

武「でもさぁ、竜、隼人探し回ってたからもしその現場見てたら、竜絶対勘違いしてるよ?」

隼「ん〜携帯切ってるってことは‥そうかも(汗)俺、竜の家行ってみるわ!」

土武日「いってらっぱぁい」




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