page1 「なぁ亀っ♪」 「ん?何っ?」 「これって俺らのことじゃねぇ?♪」 「どれぇ?」 仁がパソコンの前に座ったまんま俺を呼ぶ。 そこにはピンクの文字でこう書かれてあった。 I love you, Baby. 僕には君がいる 奇跡? 運命? ハートのエース I need you, Baby. ふたり引き寄せてる 未来 引力 痛いほどだね I love you, Baby. 僕には君がいる 奇跡? 運命? ハートのエース I need you, Baby. 君がいる僕には 必然 偶然 つきも味方さ 「ハートのエースって?」 「亀のこと♪(=彼女)ちなみに俺はスペードのエースっ(=彼氏)」 「あっKinKiさんの歌だって『この曲素敵だと思いませんか?薄荷キャンディーのカップリングなんですよ(^^)』だって。」 下にスクロールしていったらそう書いてあった。 「っ!今から借りにいかねっ!?♪」 「はっ!?今から!?雨降ってるって!」 「今じゃないとヤなんだよ!!はぁやぁくっ」 仁は一回こう言い出したら止まんない。 「しょぉがないなぁ〜。」 「さっすがカメ子♪あっ、亀の家女モンの傘ねぇの?」 親や兄弟がいねぇからって勝手に人ん家の玄関あさりだした。 「はぁ?女モン??あぁ〜たしかそこの右っ側の扉んトコに入ってた気が…って何に使うわけ?」 「あっあったぁ♪よしっ亀行くぞ?」 そして家の玄関を出た。 . [次へ#] |