page10 「あぁ、あれ?押してダメなら退いてみろ作戦なのよ〜ん」 「押して…ダメ…?」 「うん。でも‥苦しくて自分が潰れちゃいそうだったんだ。」 「…」 「しゅーじも嫌だった?」 俺は黙って少しだけ頭を傾けた。 「そっか…ごめんね?」 「っ別に、いぃょ…」 自分の気持ちに気付けたから。 「今日…泊まってこうか…な//」 「っ…」 「っ?な、なんだょ…」 「まっまじっまじのす、け?」 「…っ帰る「あ゛━━━!ダメっ!!帰っちゃダメ!」っうるさいょ;;」 「あ、ごめん;あ、あのさっ…その…それはっ…ぇとっ」 「あ゙ーもーうっとうしいな。」 「ぃやだからね?その、エッチしたぃと「!?ばっ!ばかじゃねぇの!?//何でそんな話になんだよ!」」 「っだ、だって修二が泊まるとか言うからっ」 「っ!仮にもお前怪我人だろ!!!//まぢ信じらんねぇ帰る!!」 「ヤダヤダ帰っちゃダメーーー!!!;;」 「もう帰る!!!!//」 帰る帰らないの押し問答が 一時間続いて、 切ない声色で 『帰らないで』 っていうから、 折れて 学校もサボった。 情けないって思いながら 心の中で 嬉しがってた自分に 苦笑した。 最強におバカな コイツの前だけでは 素直に できるだけ素直に なろうと思った。 『仮にもお前怪我人だろ!!!//まぢ信じらんねぇ帰る!!』 『ヤダヤダ帰っちゃダメーーー!!!;;』 『もう帰る!!!!//』 「結ばれて、さっそく夫婦喧嘩か…(笑)こりゃ長く続きそうだな(笑)」 ヲワリ。 [*前へ] |