page4 ピピピッピピピッピ… 「ん゛ぅ〜……っ?」 浩二にしてはガタイ良すぎ…っ!? 「なんでっ!?」 「すーじぃ‥‥」 昨日浩二のベッドで無理矢理寝たはずなのに… 気付いたら隣は草野になってた。 しかも浩二のベッドじゃなくて自分のベッドだ。 「ぅ…‥あ、修二くんおはよぅ♪」 「何で俺こっちにっ!?;」 「二人が熟睡したのを見計らってぇ、しゅーじくん抱き上げて持ってきたんだっちゃ♪彰君天才☆」 「はぁあ!?何考えてんだょ…」 体を起こして はぁ… とため息を吐いてベッドからおりようとした。 「まって、」 「んだ…よ…」 おでこに柔らかい感触。 「っ…」 「(ニコニコ)」 「ぅわぁぁああぁあ!!」 チュンチュン‥チチ… 「ね、ねぇ…」 「?どうした?」 「ぁ‥あたし、邪魔…じゃ、なぃ?」 「何で?笑」 「だ、だって…」 「っ?」 ゆっくりと野ブタは俺の隣にいる人物を見つめた。 「っコン♪」 「はぁ〜…」 「ため息はダメだっちゃ!」 ギュッ 「だぁ━━!もうひっつくな!!」 「ムフフっvV」 「や、やっぱ帰る!;」 「全然邪魔じゃないだっちゃ?」 「っ…?」 「ぇ…」 「俺はしゅーじも野ブタも同じくらい大好きなのよーん。」 . [*前へ][次へ#] |