page1 最近憂鬱。 隣に彼奴がいない。 そんなこと思う様になってしまった。 自己嫌悪。 俺と会う時は、野ブタが一緒にいる時ぐらいで、野ブタがいないと近寄ってこない。 プロデュースの言い出しっぺ彼奴の癖に、 是からのこと話さないといけねぇのに。 今日も彼奴を 見かけない。 階段をのぼって屋上まできた。 「ふぅ…ぁ…。」 俺の憂鬱の原因元が、 給水タンクの上に座って空見上げてた。 泣いてる? 「おい。」 「っ?…。」 やっぱり泣いてた。 「みぃ〜つっけたぁ♪」 「どっちかっつうとお前見つけられた側だろ」 「修二くんひょっとして俺のこと探してたぁ〜?♪彰くんもぉてぇるぅ〜〜♪」 そういいながら涙拭いてへらへら笑いながら梯おりてきた。 「野ブタどうすんだよ。その話しないといけねぇのにお前いないし。しかも…なんで泣いてんの?っまぁ俺には関係ないけど。」 「しでぇー。もぅちっとぉ、心配してくれろぉ〜あははっ。」 「はぁ…」 「溜め息したら幸せが一つにぃ〜げるっちゃ!」 そういって空中を掴んだ。 なんかもうへらへらした草野に戻ってて、 心の奥底で0.1oだけ心配した自分に腹が立った。 . [次へ#] |