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「ヤス〜」
「なにぃ?」
「なんか甘いでぇ?」
「なにが?♪」
「匂いが」
そう。
昨日までせんかったこのあま〜い匂い。
今ヤスの体から放たれているこの匂い。
これはまさしく
香水。
・・・・・・。
浮気…?
ニコニコしとるヤス。
「これなんの匂いかわかるぅ?♪」
「えぇ?」
あーもー可愛いなぁ。
ヤスをギュッと抱きしめて、首回りをクンクンする。
「…いちご?」
「当ったりぃ〜♪」
この笑顔からして
浮気ではなさそうですvV
「あんなぁ〜♪香水専門店姉ちゃんに教えてもらってなぁ、その店自分だけの香水を瓶から何までオーダーメイドできんねやんかぁ♪それで三ヶ月くらい前にいろいろ注文して昨日やっとでけてんvV苺の香水♪…匂いキツい?」
不安気な表情して上目使いで俺を見る。
ぎゅう〜っとヤスに抱き付いて
「そんなことないよ。ヤスらしい匂い…」
「ほんまぁ〜!?うれしいvV」
「香水の名前なんてしたん?」
「strawberry honey♪」
うん。
正しくキミのことやね。
「香水よりもヤスがそんな感じvV」
「は?」
「いちごみたいに可愛いしー、夜な夜な甘い声で鳴く [バシィッ!!] いった!!(泣)」
「たっちょんのアホー!!//うわ〜村上くぅ〜ん!(泣)」
「ちょっヤス待って!ってかホンマ痛い!(泣)」
それでも顔が緩んでる僕は、
かなり君に依存してる?
数時間後、
さっきのことを忘れたように、
笑顔で戻ってくる君は
かなりの僕依存症?
end.
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