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「ねぇ〜亀ぇ〜。」

「ん?何?」

「ちょっとぐらい俺に構ってよ」

「ぴぃが俺ん家に無理矢理入ってきたんじゃん」

「…智久泣いちゃうっ」

「あーティッシュならそこにあるからいくらでも使っていーよ。」



はぁ…と、俺はため息。

野ブタ。が終わってからまた亀が冷たくなった。


まぁ俺元カレだし?

冷たくされるのも仕方ないかなーって。
思いながら結構傷ついてる自分がいたり。
自分が浮気して亀泣かせて、フラれたのにね。

でも失ってからどれだけ存在が大きかったか気付く時、あるじゃん?

だから俺なりにすげぇー後悔してんの。

え?今でも好きか?
んなもん後悔してんだから好きに決まってんじゃん。



「野ブタ。の時はベタベタしてたのに〜っ」


そう言って彰の時みたいに亀に抱き付く。


「っもうヤァメロって!ぴぃ!」

「ぴぃって誰だっちゃ?俺は草野彰ですからぁ〜!残念っ。」

「ふざ、けんっなょ!どっちも一緒だろ!!」

「つかさー、今日休みって仁も知ってんのになんで一緒にいないわけ?」


亀の動きが、ピタッと止まった。


「仁にゆっくり休めって言われたの!早く離してよっ。」

「珍しいねー仁がそんな事言うなんてっ。」

「…っそんなことなぃ。」


痛いとこわざと突くなんて、汚いかな?



「…亀わかってんじゃねぇの?」

「っなにが…?」



ちょっと声が震えてる。
ちょっと虐め過ぎたかな




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