[携帯モード] [URL送信]
page1



久しぶりの少年倶楽部。

こないだでたんは何時やったかなぁ?

確か大阪でドリボしとったから大阪のNKHでやった時やな。

またアイツに会えるんか…。

嬉しいなぁ…。





直行でこっち来た。
早く早くと俺が急かすから、眠いすばるが少々不機嫌気味。

「横達の遠距離になんで俺らまで付き合わされんなアカンねん(怒)」

「滅多に会われへん貴重な時間やねんから、すばる君ももうちょっと協力的にしたりいやっ」


ヤスはごっつ協力的でめちゃ助かる。


「お前ら付き合いだしたん何時やっけ?」


ヒナが聞いてくる。


「えっとなぁ…去年の夏頃。」


今はアイツん中では元カレであろう
赤西とアイツが付き合うとった時。

2003年のドリボで仲良くなった俺らは、
アイツから赤西の事とかでいろいろ相談受けとった。
結果アイツ等は別れよった。
原因は赤西にあった。
俺に電話して来て、イキナリ泣き出したから
アイツのとこまで走って、
人目も憚らずアイツを抱きしめた。

それで俺が好きや言うたんは、
関ジャニ∞がデビューした時。

自分の気持ちにも踏ん切りつけよう思て告白したら大成功。

一気に俺の人生が花ひらいた。



って語ってる間にNKH前。

いっぱいFANの子がおるけど、
今日は貰うわけにはいかんねん。
アイツが悲しそうな顔するから。
悪いな。





―コンコン。


「「「「おはよーございまーす」」」」


KAT-TUNの楽屋に挨拶。

あ…。

寝てるやん。


「亀ちゃーん」


上田が気を利かしてか、
亀を起そうとした。


「上田くんえぇよ。…疲れてるんやろし。」

「あっ…はい。」


ソファに横になってる亀に近づいて、
少しツヤが無くなった髪の毛に触れると、「ぅぅっ」と唸って寝返りを打った。

思わず笑みが零れる。




.

[次へ#]

1/3ページ


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!