page2 「まさかこのペアがこーなるとは思ってなかったから楽屋出るタイミング逃‥し…」 「っ……」 「……」 小山が話してる途中だってのに もろ俺らのこと見てんのに 上田が俺の顔を無理矢理自分の方へ向けて、噛み付くようなキスをしてきた。 小山は「あーやだやだ」と言って楽屋を出て行った。 小山が出てった途端、キスがさらに激しくなった。 上田の頭にソッと手を添えた。 「んっ‥ッ‥ぅ…?」 あれ…? ―ギシッ あらら…? 俺なんか… 押し倒されてますけど? ヤバイと思って、無理矢理上田を離したら唇がチュッと可愛らしい音をたてた。 「ちょ、まてまて!今はちょっとマズイんじゃないか?なっ?;;」 「じゃあ今日中丸ん家泊まっていい?」 「うん!いいから今は…なっ?;」 俺がそう言うと、俺の顔をジィッと見つめて納得したのか俺の上から退けた。 はぁ〜危なかった;; 上田は急に発情するから解んない。 すると外から「もうそろそろいいですかぁ〜?もうリハーサル始まるんですけど〜」っていう小山の声が聞こえて、俺達は楽屋を出て行った。 END. [*前へ] |