page3 「はっ?デートって…」 「や、本気に取るなよ(笑)ずぅ〜っと俺ら遊んでねぇじゃん?だから今度の休みについでに俺のプレゼント買ってよ」 「あぁ…」 そういうことね。 一瞬引いたわ。 「だから今度の休み、俺とデートしてください」 「っ、…なんだよこれ。なんか某番組のカップルつくる企画みた」 「いーからいーなら早く手つかめよっ」 赤西は身体を90度に曲げたまま手をばたつかせた。 何なんだコイツは。 何で急にテンション上がってんだよ。 「…よろこんで」 そう言って手を握れば、某海外ドラマ並に『やったー!』と叫んでいた。 アホかコイツ。 そう思いながらも変にテンション高い赤西が可笑しくて笑った。 「何お前等二人で盛り上がってうっわ何でコイツこんなテンション高いの!ウザッ!」 「亀とデートだぁぁ!!」 「「「「はぁ!?」」」」 「亀マジで赤西とデートすんの!?」 「弁当はりきってつくるの!?」 「違っ…っ赤西!!お前のせいでなんか変なことになってんだろ!!(怒)」 『『『『あ…なんだ。亀まだ気付いてないのか…。ってかあんだけはしゃいでんだからいい加減気付いてやれよ』』』』 「あの〜撮影始めたいんだけど…(泣)」 「あかにしっ!!(怒)」 怒ってたはずなのにいつの間にか笑顔になってて、二人して笑いが止まんなくてその後他のメンバーにウザイと言われたのは言うまでもない(笑) END. [*前へ] |