[携帯モード] [URL送信]
page6




―ザッ…



隼「…?」

竜「よぉ。不様な負け方だな」

隼「はっ(笑)平気で躯売るような奴に言われたくねぇよ…。」

竜「っ…」


身体が一瞬強張った。


隼人はそれを見逃さなかったらしい。


隼「何っ(笑)恐いわけ?っへぇ〜っ」


―ドサッ


背中に痛みが走った。


隼「此処でヤッてあげようか(笑)」


冷たくて、恐い眼。


竜「っヤメロ…」


もがくけど、隼人の力には敵わなくて、

無駄な抵抗になる。


隼「お前が俺に力で勝つわけねぇだろっ(笑)」


段々恐くなって来て、身体が震え出した。


竜「…っヤメ、ロ…!」

隼「っ竜っ何で泣いてんだよ。」

竜「っ!?」


自分でも気付かないうちに泣いてた。

隼人の力も弱まってて、
今だと思って力いっぱい押し返した。


竜「…っなこと…な…」

隼「は?」

竜「こんなことすんな!!!」

隼「っり…(っ何で俺呼び止めようとしてんだよ…)」



俺は走って逃げた。







隼「…何でアイツ身体震えてんだよ…」


ダメージないとか言った癖に。

めちゃくちゃあるじゃんか。


隼「っあ゛━━━っ!!わけわかんねぇしっ!!(怒)」


俺は立ち上がって家に帰ることにした。




.


[*前へ]

6/6ページ


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!