[携帯モード] [URL送信]
page1



俺は走って走って…













気付いたらまた屋上にきてた。



大粒の泪は止まることを知らなくて、

拭っても拭っても
次々溢れ出して拭いきれない…

閉まってあった感情が
溢れだす。

身体は無意識に震えてて、
両腕を痛いくらい抑えても治まらなくて、

フッと隼人の冷たい眼差しがオレの脳裏に過ぎる。




隼『あっ…荒高の奴等が』






イヤダ。






隼『おもしれぇこと言ってたぞ竜!』






イワナイデ。






隼『お前、荒高の奴等に』






アナタノクチカラキキタクナイ。






隼『媚薬飲まされてヤッたんだってな(笑)』


















竜「ヤメロォ…ッ!!」

















気が付くと身体の震えが止まってた。



竜「っはぁっはぁ…っ」


俺はヨロヨロと立ち上がってフェンスに身体を預けた。


竜「はぁっ…っ?」


校舎から隼人を筆頭に3-Dの奴等がゾロゾロでてきた。


竜「(アイツ等何処行く気だ…)」


気になったから後を追ってみることにした。




.

[次へ#]

1/6ページ


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!