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竜「隼人、俺だってそれなりに腹減るんだけど…。」


無理矢理連れ込んだ俺。

ご機嫌ななめな俺の姫。


隼「だって!俺といるより拓といる方が笑顔なんだもんよ!!」

竜「それは久々だったから 隼「俺だって、久々じゃんか…」」


あぁ〜困った顔してるよ…。

別にそんな顔させたくねぇのに。


竜「っ…隼人といて…つまらねぇわけねぇだろ…唯、久々だから…その‥緊張してるだけ…で‥」


嗚呼、なんでコイツこんな可愛いの?

しかも久しぶりだから余計下にくるし(爆)

でも今日は俺も竜も体ボロボロだし。
痛ぇし。

だから今日は我慢。俺、偉い!(えっ?)


竜「隼人?」

隼「えっ?」


そんなこと考えてたら竜に呼ばれた。


竜「なんか清々しい笑顔してたけど何考えてんだよ」

隼「いやっ!こっちの話し(笑);」

竜「?まっいいや…ってかお前の部屋、全然変わってねぇな。」

隼「わりーかよ。」

竜「別に…」


そういって竜が天井を見たときに見えた


首筋の紅い痕。


一気に怒りが湧いてきた





―ガシッ





竜「っ!?」


―ドサッ


押し倒した時に竜が呻いたけど、
そんなん構ってる余裕なかった。


竜「ちょっ隼人!っテメ何してんだよ!!」

隼「この痕、さっき渋谷にやられたやつだろ?」

竜「っ…」

隼「だから消毒」

竜「消毒ってっん…」


俺で竜をいっぱいにしたくて、首筋にガリッと噛み付いた。


竜「ぃてっ…隼人っ!」

隼「っごめん。つい…。」

竜「…俺っホントはバイトの事とか、渋谷達に犯されたのとか…ホントは知られたくなかった。」

隼「…竜、ごめん。」

竜「もういいって」

隼「違うっ…神社の時…。」

竜「…」

隼「なんかっ竜が泣いてんの見たら、俺もなんか苦しくなって…。」

竜「…もう、いいから。」

隼「っ…」



竜が笑った。




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