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「……はぁ…(空のせいで今日俺挙動不審)「赤西なんでさっきから亀見ながらため息吐いてんの?」っえ!?」
いきなりはなしかけられたからビックリして横を見ると、聖と上田と中丸が珍しい物でも見たような目で俺を見ていた。
ってか俺、ため息なんかしてた?
「えっため息してた?」
「おぅ。バリバリ。」
「ひょっとして赤西……亀が好きなんじゃ…」
中丸が目ぇ丸くして俺を見た。
「はっ!?んなわけねぇだろ!!!!」
「赤西君うるさいでーす」
「あっ。ごめんなさい…汗」
スタッフさんに怒られた(泣)
「そんなジョーダンだよジョーダン!;」
「でも赤西が亀持ってったら俺は気が狂いそうだよ。」
「えっ…上田ってそういう趣味求H汗」
「いや、別にそんなんじゃないけどさ?亀は何て言うか……特別って感じ。」
「特別?」
「ぅん。亀ってさ、実は結構強がってる部分あるんだよね。人に迷惑かけないようにって一人で抱え込んでたり。俺、ドリボの稽古のとき、泣きそうな顔した亀見たことあって…。なんか素直に、支えんなってあげたいなぁって思った…。」
上田はすごい優しい眼で撮影してる亀を見つめてた。
「…なぁ、上田ぁ。」
「何?」
「亀って可愛いの?」
「うん‥、可愛い。赤西はどう思ってんの?」
「……わかんね。」
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