page5/8
―ガシッ!
「っはなせ、よ!っはぁ、はぁっハァ…。」
「っやだ。はぁ‥はぁっ、こっち向けよっ」
「やだっ」
「向けって…!」
こっちを向かせると、
亀は泣いてた。
何でだよ…。
「…なんでお前が泣くんだよ…。」
「ぇ…?」
「泣きたいのはこっちだし。お前にはぴぃがいんじゃんっ‥ぴぃと両想いじゃん、か…」
「ぇ…」
びっくりした顔してるし。
やっぱそりゃビビるよなぁ〜。
「あ〜も〜ぴぃに取られるぐらいなら男とか気にしないで告りゃよかったっ…。」
「ぇっ…それって…」
も〜気付かれたからとことん嫌われてしまえ!!
「っ‥亀ん家泊まってたとき襲いたいの我慢して一緒に寝てました!喰いたいとかエロいこといぃ〜っぱい考えてましたっ!!……はやくぴぃに伝えろよ。じゃ…」
踵を返して歩いた。
―カチ。
携帯を開いた音が厭に耳につく。
さっそくですか。
「……あっ山P?」
はぁ…
「…あのさ、俺前から山Pが俺のこと…その…好き‥な、のは薄々感じてたんだけどね?」
うわぁ〜傷い。
苦しい。
「俺…やっぱ…仁じゃないと駄目だから…。」
「っ…」
なんですと?
.
[*前へ][次へ#]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!