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「ってか聖は?(怒)」
みると聖はふて寝してた。
その背中を優しく摩ってる田口。
ぁー…(怒)
どいつもこいつも!!
「オレ帰る!!(怒)」
おもっきし楽屋のドア閉めて帰った。
√Uside
「はぁ〜もぅアイツは…」
あっそうだ!
空から良い案を貰おう♪
赤西に会わせてもらったときにS同士で波調が合っちゃって仲良くなったんだよね〜。
『どったの?竜ちゃん』
「ちょっと聞いてよ〜」
全てを空に話した。
『ってかヤベッCD買わなきゃ♪』
「も〜空なんか良い案ないの?」
『ん〜、ってかホントにストーカーなくなったの?』
「うん。何で?」
『なぁんか怪しい臭いがするんだよね。油断は禁物っていうでしょ?』
「まぁ…俺が亀のストーカーだったらそんな簡単に引き下がらないし。」
『まぁ案は考えとくわ!んじゃあまたね♪』
「ん、ばいば〜い。」
√Kside
はぁ…。
やだ。
泣いてしまった自分がやだ。
CD出すのやだ。
仁と仲良くできなくなるのやだ。
なのに何もできない自分が凄くやだ。
またはぁっと大きな溜め息を吐いたら携帯が震え出した。
From:裕也
今日帰り遅くなる。
To:裕也
なんで俺にメール?
From:裕也
お母さん今日仕事。
To:裕也
あっそっか。
そこまでメールすると今度は電話が鳴った。
達兄だ…。
「もしもし?」
『あっ和也?今日飲みに誘われたから帰り11時ぐらいになるわぁ〜。寂しかったら電話してこいよ??』
「大丈夫だよ。バカ兄貴(笑)」
『“いくぞー!”はぁい!じゃな!』
「はーい。」
俺一人か…。
やっぱ一人はまだ恐いけど、しょうがない。
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