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「だからね?…ちょっと痩せだしたり肌が荒れてたりするとスゲェ心配になんの。」
「うん…。」
「だからね?あんま一人で溜め込まないで…少しは俺じゃなくてもいいから‥誰かに頼って?」
「うん…わかった」
「―――…亀?」
山Pが顔を上げて 俺をじっと見つめた。
「ん?」
「キスして「ダメ」」
「え〜せっかくいい雰囲気なのに。」
「関係ない!はい早くどけて!行くよ!」
「はぁ〜い」
「亀!」
「ぇ…」
振り向けば
仁がいて。
やだ。
絶対見られた。
「っ…な、に?」
「…これ食えっ。お前痩せすぎ…」
少し強く握り過ぎて形の崩れたおにぎりが、仁の手のひらからでてきた。
「ありがと‥ぅ。」
「じゃっ。」
踵をかえしてスタスタと帰ってった。
「う〜恐ぁ〜い。(あからさまに俺睨んでるし)」
「え?何が?」
「(気付いてねぇ!(笑))天然って恐ぁ〜い」
「だから何がっ?」
√Jside
何さっきの…。
何であのふたり抱き合ってんの?
しかもなんか見つめ合ってて雰囲気良かったし…
ぴぃにだけは取られたくない。
って思ってたのに…。
亀…
ぴぃ好きなのかな。
嫌そうではなかったし。
ムカつく…。
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