page9/9 √Kside 「絶対…絶対ストーカー捕まえてやるから…。」 「ぅ゙…グズッ‥仁…ごめんっ…俺のせいで、怪我させて。」 「謝んなくていいって(笑)わかってたことだし。亀になんもなくて良かったよ。」 「ありがとう…。」 「ぅおっ!?っ亀?//;」 気付いたら仁の背中に腕を回しててギュッと抱き付いてた。 「えっ、あっ‥ご、ごめんっ//」 「ぅ、別にいいっけど…リビング戻らねっ?;」 「そ、そだなっお腹減ったし‥!いこっ!」 何してんだよ自分!! 『亀は仁が 好きなんだよ。』 やだやだ! ないないない!! (じゃあなんでドキドキしてんの?) 絶対ない。 (じゃあどうして?) ないってば。 (素直になれば?) だから… (仁のこと好きなんでしょ?) 解んないんだってば…。 (意地っ張り。) 「亀?」 ポンッと肩を叩かれて体がビクッてなった。 「っごめ。恐かった?」 「違っ。…ビックリしただけ(笑);」 「飯食おっ。俺パスタの材料買ってきたから。」 「俺が作るねっ、それじゃ…できないだろうから(苦笑)」 「まじで?らっきぃ☆」 仁の優しい笑顔に チクッと胸が傷んだ。 . [*前へ] |