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「えっとねぇ〜…『ホントは一人ぐらい女の子が欲しかったんだけど、やっぱりまた男の子だったの。それが和也。だから女の子は諦めて、せめて綺麗な言葉を使う、仕草が綺麗な男の子にしようと思ったの。』って言われた。」
おばさん…。
和也君は男に惚れられるほど
美しく成長しました…。*
「っへぇ〜。そうなんだ」
「仁はどうなの?」
「えっ俺?」
「うんっ」
「そんなに俺のこと知りたい?♪」
「…じゃあやめる。」
「ごめんごめん!調子乗りました!;えっとねぇ、親父が優柔不断で結構ヘタレなとこあんだよね。だから北斗の拳のケンシロウみたいな強い男を生みたかったんだって!で、男が生まれたのは良かったんだけど親父のヘタレを継いだ俺が生まれてきちゃったってワケ(笑)」
「…そんなことねぇよ?」
「えっ?」
「仁‥ヘタレなとこもあるけど…俺のこと、助けてくれたり、かばってくれたりしたし…」
「っ…//」
「ちょっと遅かったけど…(笑)」
「ちゃっ!あれは!」
「うそうそっ(笑)……ぁりがと、ね?」
ハニカミながら、亀は言った。
あんまり俺を喜ばすようなことしないでよ。
俺調子乗っちゃうから。
そんで現実見たとき、きっと耐えられなくなるから。
生きてきた中で1番、
否、初めてこんなに好きになったかもしんない。
触れるのが恐いくらい、亀が好き。
だからきっと、
現実みたら奈落の底に突き落とされるよ…。
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