page4/12
√Jside
どうしましょ…。
勢いで泊まるっつったけど…
俺と亀の二人きりなワケで…
赤西君の理性はもつんでしょうか…。
『間違っても亀襲うなよ』
…‥…きっともたせて見せましょう☆;
―ガチャ
「ただいまぁ〜。」
「ワンッ!!♪」
一声鳴いたのは亀が溺愛中の
カニーヘンダックスの蘭ちゃん。
「ただぁ〜いまっ♪っわっちょ、擽ったいよ!」
すげ〜勢いで顔やら首やらベロンベロン舐められてる
スゲェ笑顔の亀。
可愛さが動物に勝る亀をスゴイと思った。
とたんに後ろから抱きしめたくなる…。
ヤヴァイ。
「なっなぁ…」
「ん?」
「やっぱ俺ん家にしねぇ?;;」
「ぇ‥でも蘭が…」
「俺ん家連れてくりゃいいじゃん!!」
「仁の家ペットお断りマンションだろ?」
「ぁ‥そーでした;;」
そう。
頼みに頼み込んでOKだされたのが小型犬三匹まで。
つまりテン、マル、ピンがギリギリの範囲。
防犯カメラついてんのに
蘭まで持って来たら家引っ越せって言われちゃうよ。
やっぱり…たえるしかねぇか…。
.
[*前へ][次へ#]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!