[携帯モード] [URL送信]
page3/12


√Kside



夢の中で真っ暗な場所にいて

突然誰かに押し倒されてシャツを破かれた。


恐くてただ叫んでた。





仁に、助けてって。




















今は仁の車の中。



会話をすることはなく、

仁の好きな洋楽が小さな音量でかかってるだけだった。


「亀さ…」

「っ何?」


いきなり話し掛けられてビックリした。


「なんで俺に‥相談しようと思ったの?」

「…仁が1番っ‥」


頭に浮かんだ自分の言葉にビックリした。








仁が1番守ってくれそうだったから。







「っかめ?」


―ドキッ


「ぃ、一番…痴漢、されてそうだったから…」

「なんそれ!」

「だってさ、事実見た目、格好いい、し…。」

「ぇ‥ぁぁ…そりゃどうも…」


仁が少し照れながら答えた。




それで会話終了…




沈黙が妙に居心地悪くて、共通の話題を探してたら俺の家の前についてしまった。


「っ?お前ん家真っ暗じゃん。」





しまった…。


今日家に俺しかいないじゃん…。






「みんな、旅行行っちゃって…」

「……俺…泊まっろ‥か?」

「えっ‥!?そんないいよっ!」


顔がカァッと熱くなった。

なんでっ‥!?


「いや、一人にしたら心配だし。泊まるって。」

「ぅ‥うん…。」




.


[*前へ][次へ#]

3/12ページ


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!